2013年5月1日水曜日

Dropsyncの使い方

Dropbox、便利ですよね。

 外で写真を沢山撮ってきた後に家に帰ってWi-Fiに繋げばストレージに自動アップロードして即座にパソコンから閲覧できるという手軽さ。iPhoneでいうところのフォトストリームですかね。
 初めての自動アップロードにはとても感動したのを覚えています。

 そんなDropboxを更に便利にしてしまうのがDropsyncです。

Dropsync
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価格:無料  平均評価:4.6(2,531)


Dropsync PRO Key
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価格:¥369(30%OFF)  平均評価:4.7(724)



 通常、パソコン側からDropboxのストレージにアップロードしても、スマホではアプリを通じてでないとアクセスできませんが、Dropsyncを使えばパソコン側のDropboxストレージとスマホのローカル領域を同期できるのです。

 つまり、スマホからパソコンに写真を自動転送するのと同じように、パソコン側からスマホ側に写真を自動転送することができるのです!これを活用しない手はない!

起動したらLink with DropboxからDropsyncを承認させます。

てなわけで使用例を紹介したいと思います。ここでは有料版の前提で設定していきます。
・無料版と有料版の違い
無料→同期可能フォルダは一つ同期可能ファイル容量の上限は5MBバッテリー50%以下で同期不可
有料→上記の設定が可能に

①音楽の自動転送
 私はDropboxフォルダ内にDropsync同期専用フォルダを作成しています。
その中の一つにMediaフォルダがあります。この中には音楽や動画が入っています。
 この同期をDropsyncで管理するとこんなことができます。

 ・外出先でスマホに取り込んだ音楽を家についたらパソコンに転送
 ・自宅のパソコンに取り込んだ音楽を寝ている間にスマホに転送
 ・ジャケット等のデータが更新されれば、Sync時にスマホ側も更新
 ・パソコン側で削除したデータをスマホ側でも削除

素晴らしいですね。それでは設定をしていきます。
まずはパソコン側から、Dropboxストレージ内に適当にフォルダを作成します。
私の場合はDropsync専用フォルダを作成し、その中にDropsyncするファイルが入ったフォルダーを作成しています。

 大量のメディアファイルはアップロードにかなりの時間を要しますので最初は同期でなくてもよいでしょう。
Setting>Synced Foldersから同期するフォルダを選びます。
無料版だとこのフォルダは一つしか選択できないので、複数のフォルダを同期したい場合は有料版を買うか、無料版で/sdcardまたは/extSdCardを同期しましょう(5MBの容量制限があるためそれを超えるファイルを同期することはできない)。
 そこで、アップロードのみ・ダウンロードのみ・完全同期などを選択することができます。

Two-way:完全同期(ダウンロード・アップロード・Dropbox側削除・ローカルストレージ側削除を同期)
Upload only:Dropboxへのアップロードのみ
Upload then delete:Dropboxへのアップロード後、ローカルストレージから削除
Upload mirror:Dropboxへのアップロード・ローカルストレージ側の削除を同期
Download only:ローカルストレージへのダウンロードのみ
Download then delete:ローカルストレージへのダウンロード後、Dropboxから削除
Download mirror:ローカルストレージへのダウンロード・Dropbox側の削除を同期

 Two-wayを選択しておくと、スマホの指定フォルダに保存されたものがDropboxに自動アップロードされたり、パソコンの指定フォルダに保存されたものがDropboxからスマホに自動ダウンロードしたりすることができます。またパソコン側で削除すればスマホ側の同じファイルも削除されます。

②ローカルファイルの複数デバイス間同期
 たとえば、GlaejaとFile Shortcutを使ってToDoリストをスマホ側で編集したとします。
そして、Glaejaのフォルダの中にあるToDo.txtがDropsyncによって同期されれば同じアカウントを利用している別デバイス(私の場合はPCとGalaxy Tab)でもファイルが更新されるのです。Tunein Radio Proでも同様に、スマホで録音したものをタブで聴いたりタブで録音したものをスマホで聴いたりすることができます(聴いてる時に一時ファイルが生成されますが...)。

③バックアップ
 Dropsyncの同期設定にはTwo-wayの他にUpload Only、Download Onlyがあります(他にもありますがうまく動作しない?)。バックアップのみの目的ならUpload Only、スマホでは受け取るだけでスマホからパソコンに転送しなくてもいい場合はDownload Onlyといった用途別に設定することができます。もちろんDropboxは間違った上書きや削除も復元可能なのでTwo-wayでも問題はほぼない。

DropboxはDropsyncと合わせれば最高のバックアップツールなのだ!
なんて素敵なツールなんだ!


・同期したくないフォルダ・ファイルの設定

 フォルダやファイルの中にも同期しなくていいよこのファイルってものがある場合に設定出来ます。私の場合はこんな感じになってます。一番上は同期されてるフォルダの中にあるとてつもなく容量の大きいストックロムであるOmegaのzipが入ってます。
 その他はキャッシュやサムネイルを保存するフォルダを設定しています。


・自動同期に関する設定
 自動同期は間隔を設定するだけでなく、"Instant Upload"というTwo-wayもしくはUpload Onlyに設定しているフォルダから新しいファイルをその場でDropboxに転送する機能があります。
これはもちろんOn。通知がうっとうしかったら設定で切りましょう。


「AndroidのメリットはDropsyncが使えることである。」
と誰かが言っていた気がしますが、本当ですね。

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